ネオンライトで5という数字を表した写真
ホームページ制作 2021年8月20日

失敗しないホームページを制作するために、事前に押さえておきたい5つのポイント

今回はホームページを作成する際に、これだけは押さえておきたいという5つのポイントをご紹介します。この5つのポイントを事前に抑えておくことで、訴求力の高いホームページを制作することができます。

1.ホームページの目的を決めよう

カメラのレンズで遠くを眺めている人

ホームページの目的は何でしょうか。
目的を設定することはホームページを制作する上で、まず考えるべき最も重要なポイントです。目的が曖昧なホームページ制作は、まず成功しないといっていいでしょう。

ホームページの目的とは、例えばこのようなことがあります。
・ネットから問い合わせを獲得したい
・ネットを使って実店舗の宣伝や、集客を行いたい
・商品やサービス、取り組みなどの宣伝を行いたい
・SNSやブログなどのメディアを立ち上げたい
・新卒採用や中途採用など優秀な社員を獲得したい

これらの目的を達成するために、現状分析や市場調査を行い、どのような戦略を立て、どのようなコンテンツとデザインを制作するのか。ホームページ制作の始まりは目的の設定から始まるのです。

2.目的に対する目標を決めよう

スマートフォンのメモに表示されたやることリスト

目的が決まったら、目標を決めます。
まず、目的と目標の違いですが、目的は目指す到達点(ゴール)です。それに対して、目的を達成する為の具体的指標が目標になります。

目標は目的を達成するための具体的指標

例えば、ネットからの問い合わせを月5件獲得するという目的があった場合、目標は、そのために何を実施していくのかという具体的な実施項目のことです。ネットからの問い合わせを月5件獲得するという目的を設定した場合は、このような目標になります。

【目的】
ネットからの問い合わせを月5件獲得する
【目標】
・SEOを意識した集客用コンテンツを制作する
・SNSの活用やMEO対策を実施する
・月に数回、専門的な集客コンテンツを作成し発信する
・月に1000件のアクセスを獲得する
・問い合わせ率をアクセス数に対して0.5%以上にする

目的と目標が決まれば軸のブレないホームページに

目標が決まれば目的までの道筋が明確になり、サイト本来の目的を見失わない制作ができます。ホームページの目的や目標が明確であれば、必要なものと不要なものが判断でき、軸がブレず一貫した制作、運用が可能になります。

3.ターゲットやコンセプトを決めよう

的に矢が刺さっている様子

目的と目標が決まったらターゲットとコンセプトを決めていきましょう。
ターゲットとは、ホームページに訪れる訪問者のことです。
コンセプトとは、そのサービスや商品をどのような考えで提供しているかということです。ターゲットとコンセプトを決めることは、商品やサービスのブランド価値を形成する上で非常に大切なことです。

ターゲットやコンセプト選定の成功事例

ターゲットやコンセプト選定が上手な事例を紹介します。

1年で月商5000万円小柄な女性専用のアパレルブランド

身長という体の特徴で、ファッションを楽しめる選択肢が狭まることに疑問を感じ、身長155cm以下の女性のみを対象としたECショップを展開するCOHINA。創業者の田中氏は148cm、清水氏151cmといずれも小柄で、かわいいと思った服はサイズが合わず、大人の普段着として着れるものが少なかったといいます。
「155cm以下の女性」をターゲットにし、「小柄な女性にぴったりサイズの洋服を提供する」というコンセプトが共感を呼び、それがブランドの価値として多くのユーザーに受け入れられたのが成功の理由でしょう。

小柄な女性をターゲットとしたアパレルブランドCOHINAのホームページ

小柄女性のためのベーシックブランドCOHINA:https://cohina.net/

4.質の高いコンテンツを制作しよう

seoコンテンツについて説明している図

コンテンツの質と量はホームページの効果に直結します。
ページ数が少ないサイトや、文字数が少ないページはGoogleから評価されにくく、アクセス数が少ないという事実があります。そのため、検索エンジンからの流入を狙う場合は、ある程度のコンテンツボリュームが必要になります。今回は、検索エンジンから評価をもらい、アクセス数を増やす方法と、商品やサービスを売るためのコンテンツの見せ方の2つを紹介します。

アクセス数を増やすには:専門知識を網羅的に発信する

Googleの評価基準のひとつに専門性という項目があります。
サイトが専門的な分野に特化していて、情報を網羅的に提供している場合、評価を高くし検索結果に優先的に表示させるといったものです。集客を目的とするならば、雑記記事は効果的ではありません。ユーザーの為になるような専門的な技術や知識を発信していく必要があります。

専門知識を網羅的に発信するトピッククラスターの活用

この特性を利用したマーケティングの手法に、トピッククラスターと呼ばれるものがあります。アメリカのインバウンドマーケティング会社HubSpotが提唱したのが始まりで、トピックに関する全般的な概要をまとめたページを柱に捉え、同じエリアに分類される具体的で掘り下げたコンテンツをリンクで連結させるというものです。
例えば、太陽光パネルの販売を行うサイトであれば、「失敗しない太陽光パネルの選び方」というメインコンテンツ(Pillar content)を用意し、具体的に内容を掘り下げた「価格」、「寿命」、「メーカー比較」、「デメリット」等のサブコンテンツ(Cluster content)ページを用意し、リンクで連結させていくというものです。
トピッククラスターモデルを構築することで、専門的な情報を網羅的に発信することができると同時に、リンクで連結しているため検索効果が高まることができます。

トピッククラスターを説明した図

出典:https://blog.hubspot.com/marketing/topic-clusters-seo

商品やサービスを売るには「モノ」よりも「コト」の共感を重視する

アクセス数を増やすためには、専門的知識を網羅的に発信することが大切ですが、アクセス数が増えただけではホームページからの問い合わせは増えません。ホームページから問い合わせを獲得するには、製品やサービスに共感を感じてもらう必要があります。

では、商品やサービスに共感を感じてもらうためには、どのようなコンテンツを制作すればよいでしょうか。一般的なホームページの場合、商品やサービスを伝えることを優先としますが、「他社にはないユニークな特徴、独自の価値観、創業ストーリー」といったコンテンツにこそ価値があります。

モノやサービスが溢れる現代において、機能や価格競争では他社に追いつけず、薄利多売を抜け出すどころか、他サービスとの差別化も難しいでしょう。ユニークなストーリーを掲載することで、ユーザーの印象に残り、他社との差別化、消費者からの共感を得ることができます。

ホームページでコトを重視している事例

サンフランシスコ発のアパレルブランド「Everlane(エバーレーン)」は徹底した透明性という価値観を持っています。これまでアパレル業界ではタブーとされていた服を作る費用から、材料、人件費、輸送費まで全てのコストをホームページ上に公開しています。服の製造費以外にも、工場で働く人の顔や、工場の様子、作業風景など服の製造に関わるすべてを動画や画像で公開しています。

服を作成するコストを表示している図

EverlaneのAboutページ:https://www.everlane.com/about

品質以上にストーリーや価値観を重視する消費者

エバーレーンの製品クオリティは高く、おしゃれで価格も安いと消費者の間では評判ですが、アパレル業界の専門家曰く、「素材も縫製もグレードが低い」といった声もあるようです。もし仮に、素材や縫製のグレードが低かったとしても、ミレニアル世代(20代前半~30代後半)を中心に多くの支持を得ています。それは、モノの品質以上に、エバーレーンの持つ徹底した透明性というストーリーや価値観(コト)に共感できる人が多いということでしょう。

5.定期的な運用・改善を行おう

パソコンに映し出されたアナリティクスの情報

ホームページは制作して終わりではありません。制作後にどのように運用し、改善していくのかが重要です。なぜなら、ホームページは公開されて直ぐに効果が出るものではないからです。Googleがサイトを認識し、評価を行い、検索結果に表示するまでに時間が掛かります。

また、ホームページ制作時に設定した目的と目標が達成できているのか、アクセス解析ツールを使った効果測定をする必要があります。ホームページ本来の目的を達成し、効果を継続的に出していくには運用・改善は必須と言えるでしょう。

効果的なホームページの運用・改善の3ステップ

1.定期的にブログやコラム、ニュースなどを発信していく
2.アクセス数や問い合わせ数を分析する
3.改善行動を行う

1.定期的にブログやコラム、ニュースなどを発信していく

定期的にお知らせやニュースを更新したり、ブログなどを使って情報を発信することで、アクセス数の増加はもちろん、訪問者に活気あるサービスであることを認識してもらえます。

企業ホームページのお知らせ欄にありがちな、最新の更新が2年前で「ホームページをリニューアルしました」。このようなサイトが多く存在します。これは、非常にもったいないどころか、訪問者にマイナスのイメージまで持たれてしまいます。

・会社は営業しているのだろうか
・更新が無いということは、活動的ではないのだろうか
・サービスの品質は大丈夫なのだろうか

このような印象を受ける訪問者は少なくはありません。
企業ホームページの第一印象が、その企業のイメージと直結し兼ねないため、お知らせの更新をしないのであれば、そもそもお知らせという項目を設ける必要はないのです。

2.アクセス数や問い合わせ数を分析する

月間のアクセス数と問い合わせ数を分析ツールを用いて確認します。

目標として定めた数値を達成しているのか、達成できていない場合は、どのような改善行動をすればよいのか、改善策を考えます。検索キーワードやクリック率、アクセス順位など、高度な分析には専門的な知識が多少必要になります。

3.改善行動を行う

分析した結果から改善行動を行い、より効果の出るホームページへと更新していきます。

ホームページは作って終わりというものではないため、公開後の改善が大切です。
ホームページ制作を行う前に、社内で運用していく体制が取れるのか確認を行い、難しいようであれば外部のサポートを依頼するのが良いでしょう。ランニングコストをかけれないという場合は、更新費用が掛からないような方法を事前に考えましょう。(社内で管理・更新ができるような仕組みを導入する)

まとめ

いかがだったでしょうか。

失敗しないホームページ制作するために、事前に押さえておきたいポイントは下記の5つです。
1.ホームページの目的を決める
2.目的に対する目標を決める
3.ターゲットやコンセプトを決める
4.質の高いコンテンツを制作する
5.定期的な運用・改善を行う
この5つの項目を実践することができれば、効果の期待できるホームページができるかと思います。

記事の著者:

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