less is moreが書かれた画像
ホームページ制作 2021年7月2日

ホームページは極力シンプルにした方が良い理由

シンプルなモノが良いとされている世の中

突然ですが、less is more(レス イズ モア)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは「少ない方が豊かである」を意味する言葉で、近代建築三大巨匠のひとりローエが遺した言葉と言われています。

デザイン業界や建築業界には古くから言われている言葉であり、デザインに言い換えるならデザインはシンプルな方が良いということです。最近流行りのミニマリズムの精神も、このless is moreからきているのでしょう。

シンプルが良いとされる裏付けとして、身近にある良いとされている商品やサービスを想像してみましょう。ユニクロ、無印良品、Apple、Twitterの140文字制限、Instagramの画像投稿、世の中で良いとされている製品やサービスはどれもシンプルなものではないでしょうか。

ホームページもシンプルな方が良い理由

ホームページもレイアウト、コンテンツ、利用体験にいたるまで、シンプルな方が良いです。なぜなら、シンプルにすることで、分かりやすく、使いやすくできるからです。

分かりやすく、使いやすくなるということは、ユーザーが迷わずサイトを利用できるため、問い合わせや売上といった成果につながりやすいのです。ネガティブスペースと呼ばれる余白を敢えて作ることにより、ユーザーを誘導したり、文字を読みやすくするといったことも可能です。

つまり、成果を出すためにホームページの要素は可能な限りシンプルにするべきなのです。それでは、ホームページをシンプルにした方が良い理由を、具体的に掘り下げていきましょう。

ユーザーが迷うことなく目的にたどり着ける

ホームページのレイアウトをシンプルにすることで、ユーザーを目的へ導くことができます。

YahooとGoogleの検索ページを例に説明します。

Yahooの場合

yahoo検索ページ

YahooのTopページにどのような印象を持ちますか?

検索ページ以外の情報が目に入ってくるのではないでしょうか。
Yahooニュースを見れば、ホットなニュースを知ることができるかもしれませんが、検索だけしたいユーザーからするとノイズが多く、シンプルなサイトとは言えないでしょう。

検索行動のみを目的としたページにするのなら、Yahooのようなさまざまな情報が掲載されたポータルサイトにするべきではないでしょう。

Googleの場合

一方、Googleの検索ページはこれ以上削るモノがない完璧なまでにシンプルなページです。一目で検索をするページだということが分かり、ユーザーは他に気を取られることなく、迷わず検索行動を起こすでしょう。

このように、ホームページのレイアウトや情報をシンプルにすることで、検索したいというユーザーを目的まで導くことができるのです。

選択肢をシンプルにすることで確率が上がる

ジャムの入っている瓶が並んでいる様子

選択肢もシンプル化の対象になります。

商品を購入してもらいたい場合や、サービスを利用してもらいたい場合に、選択肢をシンプルにした方が購入率が上がるという「ジャムの法則」をご存じでしょうか。

ジャムの法則とは、選択肢を少なくすることは販売にとって良いことであり、選択肢が少ないと、売上が向上する可能性があることを説明したものです。

実際にジャムの法則を表した実験があります。

・6種類のジャムを並べた売場A
・24種類のジャムを並べた売場B

どちらの売れ行きが良かったのか調べるというもので、6種類のジャムを並べた売場Aのほうがよく売れたという実験です。選択肢が多すぎると、選ぶという行動自体がハードルになってしまうため、24種類のジャムより、6種類のジャムのが売れ行きが良かったのです。

ホームページデザインもジャムの法則と同じことが言えるでしょう。複数の選択肢がある場合は、可能な限り絞り、レイアウトや要素が連続し続けないようにすることが大切です。

シンプルなホームページを作成するときに意識したいこと

ペンでメモを取る人

シンプルさの重要性が理解できたところで、ここからは、シンプルなホームページを実現するための、実践的な3つのポイントを紹介したいと思います。

シンプルなホームページを実現するためのポイントは下記の3つです。

・無駄を削ぎ落す
・装飾的なデザインを無くす
・採用した要素すべてに意味を持たせる

ひとつずつ説明していきます。

無駄を削ぎ落す

シンプルなホームページにするためには重要な機能やメッセージを除き、そうでない箇所を可能な限り削ることです。
この時に要素を削ぎすぎて、中身がなくなってしまわないように注意する必要があります。
重要な部分を広げつつ、関連性の低い要素を無くしていくイメージです。

装飾的なデザインを無くす

一般的なホームページの目的は、商品を知ってもらったり、コンテンツを読んでもらったり、
問い合わせをしてもらうことにあります。
それら目的を達成するために、デザインが目立ちすぎないようにします。

言わば、デザインは空気のような存在です。

採用した要素すべてに意味を持たせる

採用した要素のすべてに意味を持たせます。
デザイン要素のすべてをクライアントの前で説明する必要があり、説明できない要素に関しては不要であると言えるでしょう。なんとなくや、見た目がかっこいいといった理由の要素は採用しないのが、シンプルなホームページ作りには大切です。

まとめ:シンプルさの追求が成果の出るホームページを創る

星の王子さまの著者であるサン=テグジュペリが遺した言葉に、「完璧がついに達成されるのは、何も加えるものがなくなった時ではなく、何も削るものがなくなった時である」という言葉があります。

削りに削って残ったものが、本当に必要なモノであり、シンプルだからこそ、疎かにできないため完璧を生むという考え方です。目的や本質を理解し、本当に必要なモノのみで構成されたシンプルなホームページは、成果の期待できるものになるでしょう。

記事の著者:

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