ホームページ制作 2021年8月12日

ローカルビジネスが初めに取り組むべきホームページ対策とは

県内や地方など、限られた商圏エリアでビジネスを行っているローカルビジネスは「地域名+サービス名」で、検索結果の上位にホームページが表示されますでしょうか。

もし、「地域名+サービス名」でホームページが上位に表示されないのであれば、ホームページの改善が必要かもしれません。なぜなら、大きな機会損失をしている可能性があるからです。

今回は、「地域名+サービス名」というキーワードで、なぜ上位表示をする必要があるのかその理由について解説していきたいと思います。

「地域名+サービス名」の集客効果について

「地域名+サービス名」は集客効果が非常に高いです。

私は過去にリフォーム会社のホームページリニューアルを担当したことがありました。
その会社は人口7万人程度の市区町村にある地域密着型のリフォーム会社でした。
ホームページをリニューアルする前は、問い合わせはほとんどなかったのですが、リニューアル後、「地域名+リフォーム」という検索キーワードで検索順位の1位を獲得し、今では月に数件のリフォーム案件の相談を、ホームページからいただくようになりました。リフォーム案件は単価が高く、1,000万を超える案件をホームページ経由で依頼いただくこともあります。

この事例から、「地域名+サービス」という検索キーワードは、ホームページを使った集客をする上で非常に効果的なキーワードであり、上位表示を実現することができれば、集客効果が十分に期待できるのです。

「地域名+サービス名」の検索に見込み顧客が多い理由

それでは、「地域名+サービス名」の検索キーワードの集客効果が高い理由について、説明していきます。

その理由は、ユーザーの購入意思が高い検索キーワードだからです。言い換えると「地域名+サービス名」で検索する人は、その地域で受けられる具体的なサービスを調べているタイミングであり、支払いの準備ができているかそれに非常に近い状態なのです。

購入意識を比較している図

例えば、「地域名+レンタカー」と検索している人がいるとします。この人はその地域でレンタカーのサービスを受けられる会社を探しており、予約や購入に非常に近い状態と言えるでしょう。

逆に、意思決定の低い検索キーワードについても考えてみましょう。

レンタカーを例に、購入意識が低いキーワードを考えてみると、「レンタカー+比較」などが言えるでしょう。こちらは、レンタカーについての情報収集をしているタイミングで、今後レンタカーを利用しようか検討している、または、レンタカーに関心があるといった調査の段階であることが考えられます。

情報収集をしているタイミングでお店に来てもらうより、購入意思が高く、支払いの準備ができている状態で来店いただいたほうが、コンバージョン(成約)率が高いというわけです。

地域名検索はローカル検索によって地元企業に有利に働く

そして、このキーワードにはもう一つの優れた点があります。「地域名+サービス名」という検索キーワードは、地元企業に有利に働くのです。

なぜ、地元企業に有利に働くかというと、地域名と特定のキーワードを入れると、地域と関連性の高い店舗や会社を表示する仕組みがGoogleにはあるのです。専門的な用語では、ローカル検索などと呼ばれています。

これをもう少し分かりやすく言うと、サービスや商品名を検索した場合、特定の地域にフォーカスした検索結果が、表示されることがあるということです。ラーメンと検索しただけで、近くの店舗が表示されたことはないでしょうか、それが地域にフォーカスされた検索結果です。

ピザと検索すると表示される検索結果の昔と今

かつてピザと検索すると「世界のおいしいピザ10選」など影響力の高いサイトばかりが表示されていたのですが、検索エンジンの進化に伴い、「近くで食べれるおいしいピザ屋」を優先して表示するようになったのです。

また、従来の検索結果であれば、影響力のある大手ポータルサイトが、検索結果の上位を独占していたのですが、近年はローカルビジネスのビジネスを支援するかのように、ローカルに特化した検索結果が、表示されることが多くなったのです。

このローカル検索では、限られた商圏内の実店舗のみしか表示されないため、一般の検索では影響力のある大手ポータルサイトなども表示されず、上位を目指しやすい、かつ集客効果も期待できるのです。そのため、実店舗を持ち、商圏エリアが限られたビジネスをしている場合、ターゲット地域で上位検索ができなければ、大きな機会損失と言えるのです。

まとめ:商圏が限られたローカルビジネスは検索対策に力を入れよう

いかがだったでしょうか。
「地域名+サービス名」の検索結果で上位表示をすることができれば、購入意識の高いユーザーを獲得することができるのと同時に、大手の参入が難しいため、費用対効果と実現性の高い施策であることをご理解いただけたでしょうか。
検索ボリュームが少ないニッチなキーワードですが、ニッチなキーワードで上位表示を実現できれば、サイト全体の評価も相対的に上がるため、「地域名+サービス名」というキーワードは、ローカルビジネスを展開する企業は、まず初めに取り組むべきキーワード対策と言えるでしょう。

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