ホームページ制作 2021年9月10日

Webサイトのスマートフォンへの対応はお済みですか?

2007年、iPhoneが発売されてからというもの、スマートフォンが爆発的に普及し、近年ではサイト利用者の半数以上がスマートフォン利用者というWebサイトも多くなってきました。
Webサイトを運営していくにあたり、スマートフォン対応を考えることは重要です。

スマートフォン普及の加速化

Webサイトは長い間パソコンで閲覧するものでしたが、スマートフォンの登場以降、さまざまな端末から閲覧することが一般的になりました。

スマートフォン利用率の急上昇

総務省が2020年9月に発表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、同年1月に全国の13歳~69歳の男女1,500人に調査をした結果、全年代におけるスマートフォンの利用率は91.1%であることがわかりました。
2012年9月~10月に実施した同様の調査では、スマートフォンの利用率は全年代で32.0%でしたので、この8年間で3倍近くスマートフォンの利用率が増えていることがわかりました。

この結果から分かるようにホームページは一度作ればそれで終わりではなく、時代の流れに沿って修正、更新しアップデートしていく必要があることが見て取れます。

サイト閲覧媒体の変化

また、ニールセン株式会社が2014年12月に発表した「日本のインターネットサービス利用者数ランキング」によると、日本におけるパソコンからの利用者数が多いサービスTOP10(Yahoo!、Google、YouTubeなど)の全てにおいて、軒並みパソコンからの利用者が減っています。
中でも、パソコンからの利用者数第7位のAmazonを見てみると、パソコンからの利用者数が昨年比-14%の増加率となっている一方で、スマートフォンからの利用者数は昨年比60%の増加率となっています。

このような多角的な視点からみても、多くのWebサイトで運営者は、閲覧者へサービスを提供するために「スマートフォンで閲覧されることへの対応」を考える必要があることがわかります。

スマートフォンを考慮しないことで起こる問題点

スマートフォンが普及する前に制作された、パソコンで閲覧する前提のデザイン(以降、「パソコン用デザイン」と呼ぶ)を使用したWebサイトをずっと使い続けることで起こりかねない、一番大きな問題点は、スマートフォンは画面が小さいためWebサイト全体が表示されないということです。
もしくは無理に画面に収めようとすることで、文字が縮小されて読みにくくなってしまいます。
これにより、閲覧者に届けたいはずの情報が思うように伝わらず、見込み顧客に対して機会損失を招く恐れがあります。
スマートフォンでパソコン用デザインを表示する際の主な問題点をまとめてみました。

  • 画面が小さいため表示に不具合が発生する
  • マウスポインタがなくタッチ操作が基本なので、小さなテキストリンクは押しにくい

問題点をどう解消するか

Webサイトの閲覧に利用する端末を画面サイズにより分類すると主に「パソコン」用「タブレット」用「スマートフォン」用の3種類に分類されます。
iPadなどのタブレット端末はデスクトップパソコンのモニタと大きく変わらない画面サイズを持っているため、表示をするだけならばパソコン用デザインでも問題ないケースが多いですが、それでもマウス操作ではなくタッチ操作が基本となるため、先に挙げたような問題を抱えてしまいます。

以下はスマートフォンからの閲覧を考慮し、問題点を解消するためにできることの例です。

  • Webサイトの幅を可変式にすることでさまざまな画面サイズの端末に対応
  • テキストリンクはやめ、ボタンにすることでタッチ操作に最適化する

これらの対策をすることにより、どんな端末から閲覧されても無理なくコンテンツが表示され、タッチ操作のしやすい、見る人に優しいWebサイトを提供することができます。

 

あなたの運営するWebサイトはスマートフォンに対応していますか。
閲覧者は何らかの目的をもってあなたのサイトを閲覧しています。
折角訪れた見込み顧客を機会損失により逃さないためにも、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

記事の著者:

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