ホームページ制作 2021年11月19日

商品やサービスのコンバージョンを高める「BEAFの法則」について解説

今回は、商品・サービス紹介ページのコンバージョン率を高める方法のひとつ、BEAF(ビーフ)の法則ついてご紹介したいと思います。BEAFの法則に基づきページを作成することで、適切に商品やサービスの訴求を行うことができます。

BEAFの法則とは

BEAFの法則は4つの要素から構成されています。Benefit(購入メリット)、Evidence(証拠)、Advantage(競合優位性)、Feature(さまざまな特徴)、これら4つの要素の頭文字をとってBEAFの法則と言います。BEAFの法則は、プレゼンなどで使われるFABE(ファブ)分析を変形させたもので、コンバージョンを目的としたランディングページや、商品ページなどで使われます。

BEAFの法則

【B】Benefit(購入メリット)

【E】Evidence(証拠)

【A】Advantage(競合優位性)

【F】Feature(さまざまな特徴)

このBEAFの法則にしたがって商品ページやサービスページを作成することで、サイトのコンバージョンを改善することができます。コンバージョンを目的とした縦長の商品・サービス紹介ページをよく見てみると、このBEAFの法則に則ったページは意外と多いのです。

BEAFの法則を使うメリット

商品やサービス紹介ページを作成する際に、ただ長々と情報を羅列するだけでは、コンバージョンは期待できません。BEAFの法則を利用すれば、ユーザーに適切な順番で、適切な情報を伝えることができます。

BEAFの法則4つの要素について

ここからは、BEAFの法則4つの要素に関して、具体的に解説していきます。

1.Benefit(購入メリット)

Benefit(ベネフィット)は、商品やサービスを購入することで得られるメリットです。

商品やサービスを利用している自分の姿を想像させ、直感的に「欲しいかも」「利用してみたいかも」と思わせるようなコンテンツを、キャッチーな画像やメッセージを利用して打ち出します。

2. Evidence(証拠 裏付け)

Evidence(エビデンス)は、メリットの裏付けとなる証拠です。

実績、お客様の声などといった、第三者による評価などを掲載することで、商品やサービスに信憑性や信頼性が生まれます。また、第三者からの評価は訴求力が高いコンテンツのひとつで、「買いたい」「利用したい」という気持ちに働きかけることができます。

3.Advantage(競合優位性)

Advantage(アドバンテージ)は、商品やサービスの競合優位性です。

人は商品を購入する際に、比較検討を行います。競合商品より優れている点を事前に掲載しておくことで、サイトの離脱や、競合へ流れてしまうことの防止にも繋がります。競合より優れていることを説明する際は、価格、品質、利便性など具体的な内容が好ましいでしょう。

4.Feature(さまざまな特徴)

Feature(フィーチャー)は、商品やサービスのさまざまな特徴です。

ここまでコンテンツを読み進めたユーザーは、少なからず商品やサービスに関心を持っています。「買いたい」「利用したい」という気持ちを後押しするように、商品やサービスの特徴を伝えましょう。商品であれば「サイズ、色、素材、消費期限、内容量」など、サービスであれば「特徴、概要、利用方法」など、ユーザーが購入する際に気にするであろう情報を先回りして掲載します。

BEAFの法則でコンバージョン率の高いページを作成しよう

コンバージョンを高めるためには、問い合わせボタンの数や設置場所以上に、ページ全体の構成が重要となります。今回、ご紹介させていただいたBEAFの法則を利用すれば、コンバージョン率の改善ができるかもしれません。ぜひ、商品やサービスの紹介ページでお試しください。

記事の著者:

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