情報システム部門 2023年7月7日

教育動画を見てもらえたか確認テストをしよう

前回に続いて今回もひとり情シスさんに送る情報セキュリティ対策シリーズです。少し間が空きましたね。

前回は、社内で情報セキュリティ教育をするにあたって、まずは警察庁やIPAが作ったYouTubeで無料公開されている動画を社員のみなさんに見てもらえば良いですね!というおハナシでした。

さて、社員のみなさんにURLをメール等でお送りして、1週間ぐらいたって…。ほんとにみんな見てくれたのかなあ?

「みてくれました?」
「あーみたみた」
「どうでした?」
「なにが?」
「いや動画見てくれたんですよね?」
「あーそれね。うんうん、すごくわかりやすかったよー勉強になったなー」

…たぶん見てませんね。

ちゃんとみてもらったことを確認するためにも、動画を見てれば間違いなく満点とれる簡単なテストをみなさんにうけてもらいましょう!

なに、E-ラーニングシステムとか大層なものはいりません。Googleフォームでちゃちゃっと作っちゃいましょう。

Googleフォームであれば回答したひとの記録をGoogleスプレッドシートに集計させることもできるので、メールアドレスや氏名を入力してもらう欄も作っておけば、誰がちゃんと答えてくれて誰がやってくれていないのかもひとめでわかります。

各設問を別々のセクションにわけて、「回答に応じてセクションに移動」という機能をうまく使えば正解しない限り次の問題に進めないようなフォームにすることも可能です。

重要なのは、難しい問題にすることではなくて、問題の文章を読んでもらうことです

動画を見てれば間違いなくわかる程度の難しさにして、あとちょっと動画に対して補足したいようなことがあったらそれもシレッと問題文に付け足しちゃいましょう。

前回ご紹介した警察庁提供の「鷹の爪団のサイバー犯罪撲滅大作戦 フィッシング編」の動画に対しての確認テストをこちらに作ってみました。

鷹の爪団のサイバー犯罪撲滅大作戦 フィッシング編 確認テスト (サンプル)

えーとこれはこの記事を読んでいただいているひとり情シスさんむけのサンプルですので、これでほんとに自社の社員のみなさんにテストしないでください。ワタシのところに情報集まってもしょうがいないんで(苦笑。

氏名やメールアドレスなど、個人を特定する情報は入力いただかないようになっているので、お気楽におためしください。もしよければ、最後のページにアンケート的なものを入れましたので、ご回答いただけると参考になります。

具体的な作り方までご説明するとすごく長い記事になっちゃうんで、今回は「こんなことができますよー」ということをご理解いただければ。

もしもうちょっと詳しく教えてほしいんだけど、という方がいらっしゃるようでしたら、本サイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。えーと弊社からなにかお手伝いできることがないか少しお話させていただいたりするかもしれませんが。

というわけで、ちょっと頑張ればぜんぜん無料で教育動画もあるし、確認テストまでできちゃうんですよ!というおはなしでした。

記事の著者:

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