情報システム部門 2019年2月8日

DuckDuckGoでWeb検索

最近GAFAM (ガーファム) などといいまして、Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftのような巨大テック企業に個人や自分の会社の情報をみんな握られていて本当にいいのか?という考え方がでてきました。

とはいえ、今やこれら巨大テック企業のサービスをまったく使わずに事業や生活をできるかというと、正直既に難しくなっているのもまた事実です。

でも、まあできるところからやってみては良いのでは?というものの1つが今回ご紹介する「DuckDuckGo」というサイトです。

こちらはGoogleのような、Web検索をするためのサイトです。

Googleとなにが違うのかというと、利用者の個人情報を追跡しない!ということを宣言しており、利用者のプラバシーに配慮しているわけです。

こちらからお試しいただけますよ→ DuckDuckGo — プライバシーをシンプルに。

実際使ってみると…たしかにGoogleみたいに、入力したキーワードに対していろいろ気を利かせてあれもこれもと提示してくれるわけではありませんし、前回検索した内容を踏まえて次の検索結果をより利用者の求める結果にパーソナライズしてくれているわけでもなさそうです。そういう意味では、数年〜10年前のGoogleみたいなカンジかもしれません。

でも、しばらく使っていたら、別にそれでそんなに不便ということもないな、という気もしています。

検索結果の画面の左上が「全地域」になってたりしたら、そこをクリックして「日本」に設定するとより検索精度がよくなるかもしれません。このあたりはGoogleにもある機能ですが、さすが新しい後発のサービスだけあって、操作性はこちらの方が良いです。

GAFAMの中でもAppleはもともとクラウドサービスが苦手だったこともあってか、プライバシーについては他の4社にくらべて慎重なところがあり、実は現在のiOSのSafariでも、検索エンジンをDuckDuckGoに変更する設定が可能だったりします。

それにしてもその「だっくだっくごー」てなんなの?ふざけてるの?仕事でそんなふざけた名前のサービス使えないよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。

その昔はGoogleも「ぐーぐる」てなんなの?ふざけてるの?とさんざん言われたものです(笑)。

そういうわけで、Web検索だけプライバシーが守られるようになっても今更どうなんだろう、というというところもないではないんですけど、現在、毎年恒例、日本政府によるサイバーセキュリティ月間実施中でもありますし、ちょっと気になるな、という方は、実に簡単ですので、試してみてはいかがでしょう。

ワタシのような古参ネットユーザーには、このちょっとふざけた名前とアイコンがなんだか懐かしいな、などと思ったりするのでした。

記事の著者:

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